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皆さんこんにちは!
埼玉県さいたま市を拠点にタイル工事を行っている
有限会社伊藤タイル工業所、更新担当の富山です。
テーマ:現場でタイルが美しく仕上がるまでのプロセス
今回は、実際のタイル工事がどのように進んでいくのか、その流れをご紹介します。
タイル貼りは「ただペタペタ貼るだけ」と思っていませんか?
実はその裏で、仕上がりの美しさと耐久性を左右する緻密な工程が行われています。
では、ステップごとに詳しく見ていきましょう!
最初に行うのは、下地の状態チェックです。
表面がデコボコしていないか?
水分や汚れがないか?
割れや浮きがないか?
下地が不安定だと、タイルが浮いたり、剥がれたり、仕上がりにムラが出る原因になります。
必要に応じて、モルタルで補修したり、合板を追加して平滑な状態を作ります。
この作業をおろそかにすると、どれだけ上手に貼っても、長持ちしません!
タイル工事の命ともいえるのが、この「墨出し」。
壁や床に、タイルをどこに配置するかの基準線を引く作業です。
なぜ重要?
基準線が曲がっていると、タイル全体が斜めになり、見た目が悪い
中央や端のバランスを決める大事な目安になる
職人さんは、この墨出しをミリ単位で調整します。
「ちょっとくらい大丈夫でしょ?」と思う方もいますが、最終的な見栄えはこの工程で決まります!
次は、タイルをしっかり固定するための接着剤やモルタルを塗ります。
ここで使うのは「クシ目ゴテ」。
なぜクシ目?
クシ目をつけることで、空気が抜け、タイルが密着しやすくなる
職人のポイント
クシ目の角度と力加減
厚すぎない、薄すぎない絶妙な量
この微妙な調整が、剥がれにくく、見た目もきれいなタイルを実現する秘密なんです。
いよいよタイルを貼る工程。
このとき意識するのは、**「割り付け」「水平」「目地幅」**です。
バランスのとれた配置
隣同士の段差がないか
1枚ずつの表情をチェック
タイルは自然素材や焼き物が多いので、微妙な色や柄の違いがあります。
職人はそれを見極めながら、全体の調和を考えて配置します。
最後に、タイルとタイルの隙間に目地材を詰めます。
この目地には、防水・防カビの役割があり、見た目の仕上がりにも大きな影響を与えます。
均一な目地幅をキープ
ヘラを使ってしっかり押し込み、表面をきれいに拭き取り
ここまでできて、ようやく美しいタイル仕上げが完成します!
タイル工事は、どの工程も手を抜けません。
「下地」「墨出し」「貼り付け」「目地」――すべてがつながって、初めて理想の仕上がりになります。
次回は、職人のこだわりポイントを深掘り!
次回もお楽しみに!
有限会社伊藤タイル工業所では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
埼玉県さいたま市を拠点にタイル工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!